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2007/08/21

近畿最高峰・大峰山系の大経ヶ岳

登山口付近
登山口付近
朝5時半起床、今日は近畿最高峰である大峰山系の大経ヶ岳に行きたいと思う。
大阪からだと、天川の行者還トンネルの登山口まで2時間くらいだ。日帰りには、調度良い位置にある。7時に出発し、途中コンビニで水や朝食を調達し、309号をひたすら走る。309は面白い国道で変化に富んでいる。大阪では、高速道並に整備されているのに、奈良に入り、天川村に入ってくるとどんどん狭くなってくる。どれが国道なのか、生活道なのかさえわからず迷いそうになる。そして、御手洗渓谷あたりになると対向も難しくなり、登山口に近づくと、所々落石ではなく、落盤が頻繁に起きている道になる。なかなかバリエーション豊かな国道だ。登山口付近の岩盤は本当にもろいらしく、いたるところに落盤跡がみられる。冬場の寒さもあるのだろうが、通過するのに若干の緊張感が走り、静かに走ろうという自然保護?の意識が湧いてくる。

9時、登山口の到着。既に何人もの登山者が車を駐車していた。ツアーの団体客や、夫婦の登山者など色々だ。ただ、一つ共通しているのは、年齢層が高いこと。8割が40代か50代以上、若い人がいるなと思ったら気合の入ったワンゲル出身者って感じで、31のなんちゃって登山者である私は、少々浮いた存在のようだ。「こんにちは」と気軽に声をかける。「こんにちは」と明るい声が返ってくる。ちょっとほっとした。実は先週もこの山に来ていて、悪天候が影響したのか声をかけても誰も返事が無かったのだ。みんな黙々と下を向いて歩いていた。元々修行場だったからそういうしきたりがあるのかと変に想像していたが、あれは単に悪天候だったからなのだと自分の中で結論付けた。


みずみずしい苔がいっぱい
みずみずしい苔がいっぱい
準備を急ぎ、準備体操を軽く、そして登山計画書を提出して登山開始。
最初は緩やかな砂利道が続く。ところどころでバーベキュー跡があり、沢沿いのこのスポットは非常に穴場である。水もきれいで、静かで、ここでボーッと一日過したいなという誘惑にかられる。沢を渡る木橋を超えたあたりから本格的な登りへと突入してくる。ここからは、コースが二手に分かれている。尾根伝いに登っていくコースと、沢沿いに登っていくコースだ。今回は水の音を聞きながら登りたいと思ったので、道無き道っぽかったが沢沿いのコースに行くことにした。沢のせせらぎを聞きながらの山行はなかなか爽やかでいい。何ヶ所かに滝もあり、マイナスイオンをたっぷり浴び、それを活力源としてひたすら登る。沢が途切れる所から尾根コースに合流するために、山肌を直角の登っていく。この道がなかなかの悪路だ。まあマップにも破線で載っているようなコースだからしょうがないが、道は崩れ、油断すると道はなくなり、自然の中にいていることを改めて実感させてくれるコースだ。なかなか楽しい。

なんとか、尾根コースに合流し今回のコースの約1/3が終わった。ここからは、稜線になり木々の間隔もまばらで比較的低木が多くなってくることから、明るく高原の公園のような爽快な道になる。このあたりは非常に雨の多い所らしく、苔が多く、自然の豊かなところだ。世界遺産にも登録しようという動きがあるらしいが、それもわかるような気がする。美しい。しょっちゅう写真を撮っていたら、当初の予定より大きく時間がかかってしまった。急がないと。


サンプル
大経ヶ岳山頂
稜線の緩やかな道を1時間くらい歩くと、弥山(みせん)小屋に向かう急坂にさしかかる。といっても、結構整備が行き届いた丸太の階段である。ある程度歩いた後の階段はなぜか足にくる。不規則な岩場の方が楽に歩けるようだ。この階段道を登りきると弥山小屋だ。時間には厳しい山荘らしくて、3時か4時くらいには絶対に入っていなければならないらしい。(今回は関係ないが)やはり、修行山であったことに由来するのであろうか。

ここから、弥山と大経ヶ岳へと道は二手に分かれる。今回は近畿最高峰を目指そうというテーマから、大経ヶ岳に進路をとる。弥山小屋から山頂はそれほど時間はかからない。約40分程度。当初の予定から1時間半遅れて山頂到着。遅れたのは前述のとおり。あっちこっちでカメラ小僧と化していたのだ。私の場合、時間には余裕を持って計画を立てなければならないと言う事を改めて実感した。

山頂は、あいにくガスが出て視界が余り無かった。残念である。
ここで遅めの昼食にすることにした。途中、補給食は口にしたものの、腹ペコで死にそうである。ではここで、本日のメニューを紹介しよう。


サンプル
本日のメニュー
なかなか豪勢である。
パンは適度に焦げ目がついて香ばしくもっちりした感触がなかなかいい。たたきはさすが近江牛!!登山中の山頂で食べる代物ではない。最高!! ガーリックリゾットは味は濃い目だが、疲れた体には調度よい味付けだ。それらをペットボトルに入れてきたワインで流し込み昼食終了。
そして、少々食べすぎだ。これで、せっかく消費した脂肪も元通り以上に復活するだろう。

食べ終わる頃には、雨降ってきた。大阪は晴れのち曇り程度の天気だったが、やはり多雨地域。ここでは雨になめらしい。今回はあまりちゃんとした雨具を持ってきていなかった為、トレッカージャケットと、頭にはバンダナを巻いて、早急に降りることにした。登りは遅いが、下りは走るように降りていく。なんちゃって登山者ここにありである。

のぼりは4時間半かかったが下りは2時間そこそこで下りてこれた。これで今回の登山は終了である。
これから、温泉に入って、美味いもん食べて(またか)帰ります。

ではまた。


写真・文/taku



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